水中考古学研究
水中考古学研究 創刊号 2005.12
I アジアの水中考古学
インドネシアでの沈没船探索
坂井 隆
タイ・マレーシア沖沈没船に基づく陶磁器研究の有効性と課題
向井 瓦
フィリピンの沈船遺跡と土器
- 15世紀中葉から16世紀末の資料を中心に -
田中 和彦
韓国の水中考古学
石原 渉
II 国内の海底遺跡
響灘に沈んだ陶磁器
- 中近世の沈没船・積荷の存在の可能性について -
野上 建紀
遺物・遺構からみた相模湾
- 相模湾および湾岸における神奈川県の船舶関連資料 -
林原 利明
III 海と交易
麻六甲的肥前瓷器貿易
盧 泰康
ガレオン船で運ばれた肥前磁器
野上 建紀・Alfredo B. Orogo・Nida T. Cuevas・田中 和彦・洪 皢純
水中考古学研究 第2号 2006.12
大型石錘の研究
石原 渉
東南アジア・オセアニアにおける竹筏
- もう一つの伝統 -
後藤 明
船体構造哲学を考える
第一部 エッセイ:西洋の研究に学ぶ船の考古学
ランドール ササキ
海中ロボット技術を活かした水中考古学調査
- 小値賀島前方湾における予備実験 -
長嶋 豊・真部 広紀
金属製遺物の保存処理についての考察:
アメリカ南北戦争の沈没船 CSS アラバマから出土の鉄および真鍮の保存処理法
ジョージ R. シュワルツ
陶磁器漂着のメカニズム
- 三里松原海岸 -
野上 建紀・添田 征止
アーヴォンド・ステレ号発見の肥前磁器
野上 建紀・Christine van der Pijl-Ketel
千葉県御宿町におけるマニラガレオン船サン・フランシスコ号事前調査の報告
木村 淳・ランドール ササキ
太平洋を渡った陶磁器
- メキシコ発見の肥前磁器を中心に -
野上建紀・Eladio Terreros・George Kuwayama・José Álvaro Barrera Rivera・Alicia Islas Dominguez・田中和彦
水中考古学研究 第3号 2010.3
2009年度 海の文化遺産総合調査プロジェクト
-水中文化遺産でデータベース作成と水中考古学の推進-
アジア水中考古学研究所
(報告1)2009年度・南西諸島域における水中文化遺産調査報告
鹿児島大學法文学部異文化交流研究室・南西諸島水中文化遺産研究会
(報告2)2008年度・九州地域の水中文化遺産アンケート調査
野上 建紀
(報告3)2009年度・玄界灘海底探査
林田 憲三
(報告4)2009年度・小値賀島前方湾海底遺跡調査概要
田中 克子・林田 憲三
(報告5)2009年度・伊万里湾・松浦市福島町の調査
常松 幹雄
(報告6)資料にみる筑前芦屋商人
尾崎 葉子
(報告7)2009年度・瀬戸内地区・水中文化遺産アンケート調査結果
NPO法人水中考古学研究所
(報告8)2009年度・愛媛県調査報告
藤掛 泰尚
(報告9)比岐島相ノ石沖出土の角柱棒状石について-愛媛県分布調査報告
田中 謙・玉井 敬信
(報告10)2009年度・香川県・岡山県の資料調査について
NPO法人水中考古学研究所
(報告11)2009年度・兵庫県・韓荷島諸島踏査
NPO法人水中考古学研究所
(報告12)2009年度・高知県現地調査報告
柏木 数馬
(報告13)2009年度・琵琶湖・沖の白石潜水調査
NPO法人水中考古学研究所
(報告14)2009年度・日本海域・水中文化遺産アンケート結果
酒井 中
(報告15)2009年度・越前海岸踏査
酒井 中
(報告16)2009年度・能登半島海岸踏査
酒井 中
(報告17)2009年度・島根県大田市石見銀山遺跡・温泉津沖泊における潜水調査
小川 光彦
(報告18)2009年度・能登半島珠洲市にける潜水調査
小川 光彦
[紹介]
中国国家博物館水下考古学研究室と西沙諸島華光礁1号宋代沈船
井上 たかひこ
[論考]
台湾左営,ゼーランディア城及び大坌坑遺跡出土の17世紀肥前陶磁器
-鄭氏集団による陶磁貿易の議論を兼ねて
王 淑津
水中考古学研究 第4号 2011.3
2010年度 海の文化遺産総合調査プロジェクト(1)
-水中文化遺産でデータベース作成と水中考古学の推進-
アジア水中考古学研究所
(報告1)2010年度・小値賀島前方湾海底遺跡調査概要
加藤 隆也・田中 克子・小川光 彦
(報告2)長崎県南松浦郡新上五島町潮合崎沖調査報告
竹内 奈央
(報告3)福島県芦屋・岡垣沖海底探査概要報告
野上 建紀
(報告4)福岡県遠賀郡岡垣浜採集の貿易陶磁器 野上 建紀
(報告5)2010年度・南西諸島における水中文化遺産調査報告
鹿児島大學法文学部異文化交流研究室・南西諸島水中文化遺産研究会
(報告6)平成22年度日本海域水中文化遺産調査概報
佐々木達夫・田崎 稔也・渡邉 玲・松井 広信・塩澤 隆慈・佐々木花江
(報告7)2010年度・日本海域沿岸潜水調査報告
小川 光彦
[論考]
A Report on a Keel-like Wooden Artifact Excavated at Nishihama,Nagasaki,Japan
Kazuma Kashiwagi
水中考古学研究 第5号 2011.4
2010年度 海の文化遺産総合調査プロジェクト(2)
-水中文化遺産でデータベース作成と水中考古学の推進-
アジア水中考古学研究所
(報告1)2010年度 瀬戸内海地区資料調査報告
NPO法人水中考古学研究所
(報告2)2010年度 海の文化遺産総合調査プロジェクト
瀬戸内海地区 潜水調査
NPO法人水中考古学研究所
(報告3)2010年度 関東・東北地方水中文化遺産アンケート調査結果
永田 雄気
(報告4)相模湾(神奈川県部分)踏査報告
林原 利明・長谷川典子
(報告5)「海の分解遺産総合調査プロジェクト」に伴う 2010年度東海地方調査報告−静岡県・愛知県・和歌山県沿岸での遺跡調査,聞き取り,文献収集の成果と課題−
柏木 数馬・小野林太郎
(報告6)神奈川県小田原市石橋地区/潜水調査報告
林原 利明・三瓶 裕司
(報告7)「海の文化遺産総合調査プロジェクト」に伴う静岡県西伊豆町宇久須黄金崎公園ビーチ沖海底の石材に関する潜水調査報告
柏木 数馬
[資料]
「海揚がりの肥前陶磁」資料集成
−海底および海岸発見の肥前陶磁−
野上 建紀