加部島田島神社奉納碇石-1

遺跡名称加部島田島神社奉納碇石-1
遺跡名称(ふりがな)かべしまたしまじんじゃほうのういかりいし
地方九州・沖縄
都道府県佐賀県
所在地唐津市呼子町加部島宮崎沖
所在地(ふりがな)からつしよぶこまちかべしまみやざきおき
種類遺物(碇石) 
時代中世細分不明
立地海底(水深不明)
範囲不明
現状遺物は神社境内地に安置。現地は発見時のまま。
周知の有無
内容

なし。
大正15年(1926)3月に地元の金丸久吉氏が発見・引き上げたとされる(松岡論文)。昭和3年11月に片島地区有志が大嘗祭記念に同神社に奉納し、現在は「元寇史蹟保存会長木下讃太郎」銘の顕彰碑が添えられ本殿前に安置されている。

遺物
遺構
文献

松岡史「碇石の研究」(『松浦党研究』№2 芸文堂1981)

特記事項

田島神社は延喜式内社で、古代期より海上交通の守護神として朝廷などからの崇敬を受け、加部島そのものが大陸への渡航基地としての実績を備えており、中世全般にわたって、対岸の呼子浦と一体となり外洋航海船舶の碇泊地として機能していた(『扶桑略記』、『蔭涼軒日録』 など)。

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