芦屋沖海底遺跡

遺跡名称芦屋沖海底遺跡
遺跡名称(ふりがな)あしやおきかいていいせき
地方九州・沖縄
都道府県福岡県
所在地福岡県遠賀郡芦屋町・岡垣町沖
所在地(ふりがな)ふくおかけんおんがぐんあしやまち・おかがきまちおき
種類沈没船もしくは積荷
時代江戸時代
立地海底(水深23m)
範囲
現状
周知の有無
内容

1989〜1992年に北九州のダイビングショップBuddy Ropeの今林忠義氏がダイビング中に発見。水深20メートルの海域のほぼ同じ場所から100点以上の肥前磁器を発見し、引き揚げている。1998年に野上が遺物調査、2004年にアジア水中考古学研究所が潜水調査を行った。

遺物

江戸時代後期(19世紀)の肥前磁器100点以上。1998年に確認できたのは約70個体、内訳は染付66点、染付青磁3点、青磁1点であり、器種は碗19点、碗蓋1点、皿32点、蓋物蓋3点、鉢1点、灰落とし6点、灰落とし蓋4点、香炉(火入れ)4点など。

遺構

なし

文献

野上建紀1998「海揚がりの肥前陶磁」『有田町歴史民俗資料館研究紀要』7号 p1-26
野上建紀2005「2004年芦屋沖海底遺跡確認調査概要報告」『NEWSLETTER』No.20 九州・沖縄水中考古学協会
野上建紀2005「響灘の陶磁器」『金大考古』第49号 p5-8
野上建紀2005「響灘に沈んだ陶磁器」『水中考古学研究』創刊号 p62-85

特記事項
写真海底写真は山本祐司撮影
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